ゴミみたいな

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知人がやっているWebマガジンに群青ズンビィというとても粋なサイトがあって、先日僕のところに執筆依頼が来た。先日といってももう随分前の話になってしまったのは僕がそれを書き終えた後に消し炭のような状態となりほぼ人としての意識を失いながらズイズイ~っと来てしまったからでこの世界に3人ほどいると言われている僕の書いた文章を待ってくれてる方々にはとてもとてもご心配をおかけして申し訳無かった。僕が何も書けない💩みたいな状態でズイズイ~っとしている間このサイトが本物の廃墟にならないようにしてくれた寄稿者の皆様には本当に感謝でいっぱいである。


詩と日記みたいなものを書いたのでよければ読んでくれると嬉しい。
https://www.lyricals.net/blog/guest003?categoryId=311463
https://www.lyricals.net/blog/guest004?categoryId=311463


それはそうとして最近本当に詩を書いた後の反動がえげつなくてtwitterでもちょっと書いたが

ずっとこんな状態だった。自分でも意味がわからないし、このツイートをしてからもしばらく意味がわからない状態が続いた。エリザベス女王が亡くなったニュースを目にして「なんで俺が詩を書いたタイミングで亡くなったんだ!」と憤ったと思ったら「俺が詩を書いたのにプーチンが戦争をやめない……」と心の底から沈んだりしてた。頭の中ではそれがおかしいことだとはわかっているのだけど、心臓や血液は暴れ続けた。目の前でマウンテンゴリラが暴れているのを見て恐怖を感じない人がいないように。たとえゴリラが強固な檻で囲われていて、安全に支障をきたすどんな兆候も見られないとしても恐怖そのものは無くならないだろう。頭が感情を決めるよりも先に僕たちの心臓や血液は踊ったり、沸き立ったり、淀んだりする。


ゴミみたいな人生だなという思いがゴミみたいに降り積もって遠くから見るとまだ誰も分け入ったことのない新雪の領分のように光っている。


この前いっそ玉ねぎと小麦粉だけでかき揚げを作ったら美味しかった。勝手に思い込んでいるだけで必要な要素というのは案外少ないのかもしれない。ゴミみたいな人生だなという思いがゴミみたいに重なっていく。清潔な衣服はいらない、美味しいご飯もいらない、屋根があって、あとは他人の不幸があればそれでいい。

4件のコメント

  1. その節はお世話になりました。
    とくに後半、あんまりすてきな文章で思わずわらってしまいますし、やっぱり泣いてしまいます。
    今後ともよろしくおねがいします。

  2. こんにちは地球さん、その節はどうもありがとうございます。

    今ちょうど本当にホットでヒップなトピックがあるんです。テッドチャンというSF作家が大好きでして、ただ彼は作品数が少ないので、あまり一気に読まないようにしているんです、老後のアレとか刑務所に入った時のアレも考えて。
    それで今テッドチャンの『息吹』という短編集に入った「息吹」という作品を読み終わったんです、すごいとかそういう次元じゃなく、気づいたら部屋が真っ二つに割れているとかそういう次元で神的にすごいというか。

    なので騙されたと思って読んでください。

  3. 今日図書館へいったのですが、レンタル中でざんねんだったです。
    また行こうとおもいます。

    以上、中間報告でした。

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