ね、ワーニャ伯父さん、生きていきましょうよ 3

いつの間にやらなにも書けなくなっていた。考えていたことはたくさんあったし、いつも散歩している川原に群生するカラシ菜の菌えいがとても綺麗だった、という話は是非にもしたかったんだけどな。撮った写真がピンボケで何から何までうま...

言葉を拾ったので音にした。

なにもないところで「子宮をとってしまいたい 1」という言葉の群れを見つけた。 文字も音も声もぬるぬるとして手をすり抜けてしまった。その生き残り。

無職流・ラジオにメールを送るということを「休む」勇気

遅くなりましたが、「メール職人になろう!」4月号のお時間です。 結果を先にお伝えすると、4月は1件だけメールを読んでもらえた。しかも、「いつか必ず読んでもらうぞ」と目標にしていたラジオで。あまりに嬉しすぎて、その時はさす...

底なし

人を殺してしまった日はチャムをたくさん撫でることにしていた。水溜りをジャンプするときに映るわたしの姿が六本足のモンスターに見える。午後、キラキラ光る太陽、北極に春の死骸が落っこちてたんだって、ニュースで言ってた。わたした...

面白いことを探す旅のつまらなさ

田舎の散歩というのは、本当につまらないものだ。都会に住んでいる人たちが最近こぞって「散歩に行くようになった」というので、私も負けじと外に出て見たら、こんなにもつまらないことがあるものかと思うほどつまらない。都会の人たちは...

神がいるかはわからないが、神の腕力は存在する 2

前回(子宮をとってしまいたい)の続き 1935年のアメリカである二人の男が出会った。彼らはお互いに共通のある問題を抱えていた。アルコール依存症だ。彼らはアルコールを辞めたいと思っていたが、自分一人の力ではそれを成し遂げる...

無職流・深夜ラジオを記憶に残さないという楽しみ方

「メール職人になろう!」のコーナー、3月号のお時間です。 さて、ラジオにメールを送り続ける生活を始めて3か月が経ったところである。結論から言うと、3月は全敗であった。「メール職人になろう!」のコーナー、今月はこれで終了で...

子宮をとってしまいたい 1

たまには本質的な話をしよう。 まだ大学に入りたての若者だった頃に仲の良い女の子がいた。僕たちは本の趣味が合い、誰も聞いたことのないような映画を運試しに何本も見に行った。大学の第二外国語でドイツ語を習っていた。スイス人の講...

「大人の自分」は、過去の自分を責めて生きていく

深夜三時、猛烈な足のダルさで目を覚ます。ダルさの原因は分かっている。「一日中座りっぱなし」が良くないのだろう。蹴り飛ばしたクッションを足で挟んで引き寄せ、足を高くして眠る。 常に、ぼんやりとした不安に包まれている。この先...

詩を読んでいたら作者から電話がかかってきた

詩を読んでいたら作者から電話がかかってきた。用があるわけでもないらしい。そういえば君の詩を読んでいたよ、と伝えたら、「そうなんだ」と言っていた。 それは 広くて静かで誰もいない という詩だった。 https://www....