BIRTHDAY SONGを待ちわびていた地球の終わりに
佳人の瞳からこぼれた旋律。戦地にはもう煙は立たない。虹色の相貌をした空には鳥の群れが泳いでいく。東京から暴徒は消えた、京の都にも薔薇の吹雪が舞っている。祝祭の予感、ハッピーエンディングの色彩が街を包んでいく。 流星群から...
佳人の瞳からこぼれた旋律。戦地にはもう煙は立たない。虹色の相貌をした空には鳥の群れが泳いでいく。東京から暴徒は消えた、京の都にも薔薇の吹雪が舞っている。祝祭の予感、ハッピーエンディングの色彩が街を包んでいく。 流星群から...
今日も虚(うつろ)たちがあくせくと動き回っています! こんにちは!あなたって素敵ね。助かるわ!ありがとう!(私があなたの承認欲求を満たしてあげるの♡)。 え?あなたの心からの願い?本音?声?切実な訴え?話を聞くわ!(愚痴...
僕はなにもないところにコメントするのを控えていました。どうしてかって、気の利いたコメントができると思わなかったからです。それでも無理にコメントをしたこともありました。僕が僕なりに人間であろうとして。連投を続けながらコメン...
現実のような夢と夢のような現実の間で プカリ、プカリ、チャポリ。 <!- 人であろうとするなら、人ではない何かの中に入って、人を見つけることだよ。人ではない何かを慈しむことだよ。如来のように「まぁ、まだだよね。先は...
ツァラトゥストラ、君は語りはしたが、人々と暮らすことをしなかった。 君は語りはしたが、合気道はしなかった。叫びはしたが、対峙しなかった。 この文字列も語りじゃないか、気休めじゃないか。と君は言うだろう。 その通りだ。僕は...
先日、ある人に手紙を書いたら、その人は死んだと返事が来た。まだあると錯覚していた繋がりがなくなっていた虚しさを感じながら。これで何度目だろう。人が死ぬのは。僕はその人とかつて繋がった。誰かと繋がるような生き方をしていた。...
「詩 コミュニティー」で検索をした。詩と呼ばれる文字列を見て回る。解毒剤のような、強心剤のような、麻酔のような、弱くて小さなまだ息をしている大事な何かを感じようとする努力のような、助けを求める信号のような文字列。人が文字...
虫の便りを聞き、家の片付けをしていたら、手紙やら書類やら写真やら何やら。段ボール箱に隠れて潜んでいた物どもを、片っ端からスキャンしたり写真を撮った。ゴミ袋に入れた。部屋が削ぎ落とされて何か軽くなった気がした。憑き物が洗い...
先日、親知らずを抜いた。歯茎に埋まって少しだけ顔を出していた親知らずが、40を過ぎてなぜか生え始めてきて(今さら?)、すこし痛みがあったので歯医者に行ったところ、これはいずれ悪さをするからいつか抜いたほうが良いね、と先生...
台風が近づく縁側、真夏特有の香りが鼻をくすぐる。あふれるニュースは、明るい未来への道しるべではないのに、人はまだ夢を見ている、繰り返し繰り返し。それは僕でさえ例外じゃない。未来に無形の、それでいて最高の価値があると、信じ...