良質な物語は生きる糧になる

「これまでの人生のほとんどを空想の中で生きてきた」 『euphoria Season2』レクシー・ハワード 最近、『機龍警察』を読み始めた。『機龍警察』は早川書房から刊行されている日本の警察小説シリーズで、ジャンルとして...

ふたたび、声をあげる

「社会に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、孤独に暮らせ。それが嫌なら──」 攻殻機動隊 Stand Alone Complex 第一話 ここ数年、書くことをやめていた。完全にやめたわけではない。時たま...

二十歳の狂気

COMPLEXの「恋をとめないで」を久しぶりにyoutubeで聴いていて、突き動かされるものがあり、詩作の一つでもしようと思ったのだが、フレーズが幾つか出てきただけで進まない。浮かび上がり、書き留めた「二十歳の狂気・無敵...

全ての物が怖く、それゆえに何も怖くない

美容院が停電したのに、誰も声を上げなかった。数秒後、何事も無かったかのように電気が点いて、みんなは停電したことにすら気付いていないようなふりで、俯いていた。私はぞっとした。人間はもう、そんなとこまで来てしまったのか。もち...

アガパンサスと死者の指

アガパンサスは死者の指の色と形をしている。この夏僕が学んだことといえばそれくらいのことで、それ以外のことは印象に残りこそすれ、やがて消え去っていくものなのだろうと思う。アガパンサスは死者の指である。この事実だけは何年経っ...

無職流・「心の喫煙所」への逃げ込み方

今月も元気に「メール職人になろう!」6月号をお送り致します。6月はなんと、ラジオをそもそも1回しか聞けませんでした。おそらく7月も激務により、ラジオ聴く暇が無いかもしれません。ラジオ聴きたいメール送りたいという気持ちを育...

高卒は自業自得なのか?

漫画をあまり読んでおらず、記憶も出来ていないのだが、そんな私でも忘れられないシーンがある。それは、ワンピースのとあるシーンだ。 「ねえ、お父様。ゴミ山の人たちはどうして人間じゃないの? なぜ燃やされてしまうの?」「こうい...

一周するたびにアホになっていく

みんな元気でやっているだろうか。僕はわりかし元気にやっている。夏はとても好きな季節で、夏になると疲れにくくなる。夜になってもまだエネルギーが余っている感じがして、そんな余分の活力を夜の7時くらいのまだ暗くなりきっていない...